こんにちは!
本日は大韓航空によるアシアナ航空買収の件で自分なりの考察をかかせていただきます。
このニュースをきいたとき、「アライアンスは?」「提携は?」「独占になるけど大丈夫?」そして「日本人への影響は?」と多くの疑問がでてきますよね。
今回は、「日本人への影響」と「アライアンス」を中心に考察を行いたいと思います。
なお今回の内容はあくまでも考察ですのでご容赦ください。
まずは日本人への影響についてです。
こちらについては私の中で得をする人と損をする人を想像したのですが、
まず得をする人は地方在住者です。
残念ながらJALやANAは都市部の空港に一極集中しており、今後さらに一極集中が進むと予想されます。
一方、大韓航空やアシアナ航空は地方に多くの路線をもっており、仁川経由で北米やヨーロッパにアクセスがしやすくなります。
大韓航空は価格の面でJALやANAに優位ですので、東京経由に対抗する新たな選択肢として仁川経由が大きくなってくるのではないでしょうか。
逆に、韓国旅行が好きな人は損をする可能性が高いと考えます。
日本韓国路線は大韓航空、アシアナ航空、その他LCCがシェアのほとんどをしめておりますが、今回の件で大韓航空のシェアが大幅にあがります。
コロナの打撃で消滅するLCCも増えるかと思いますので、価格競争が弱まり、日韓路線の値上げを予想しています。
ですので、韓国旅行が好きな方にとっては悪い影響があるかもしれません。
そして、得をするか損をするかで一番重要なのはアライアンスですね。
こればかりは現時点ではわからないので、ここからは新大韓航空が
①スカイチーム所属の場合
②スターアライアンス所属の場合
③無所属の場合
の3パターンにわけて考察を行いたいと思います。
個人的にはANAと同じスターアライアンスに所属して欲しいですが、可能性的にはスカイチームの可能性がたかそうですね。
①スカイチーム所属の場合
こちらの可能性が一番たかいかと思います。大韓航空はデルタ航空との繋がりが強く、仁川は北米とアジアも結ぶハブ空港です。
そのためデルタ航空とのつながりを弱めるとは考えにくいです。
さらに、東アジアではJAL、ANA、大韓航空の3強体制となりますのでバランスは良くなります。
ヨーロッパでいうブリティッシュエアウェイズ、エールフランス、ルフトハンザのような関係になるのかもしれません。
この場合は日本人にとってはマイナスが大きいかと思います。
スターアライアンス加盟の航空会社が減るのでSFCのメリットが減ってしまいますね。
SFC修行でアシアナ航空仁川経由で距離を稼ぐということもできなくなってしまいます。
逆に日本だと少数派ですが、デルタ航空の上級会員をもっている方には朗報かもしれませんね。
大韓航空もアシアナ航空もラウンジの評判は非常に良いですからね。
あと1つきになることはJALとの提携ですね。
大韓航空とJALはアライアンスをこえてコードシェアや相互でのマイル加算を行っております。
JALと大韓航空が提携を続けた場合、日韓路線はほぼ独占となってしまうため心配ですね。
提携解消とならないといいのですが、、、笑
②スターアライアンス所属の場合
この場合が日本人にはメリットが一番大きいと思います!
ANAとおなじスターアライアンスとなれば、SFCの恩恵をさらに受けやすくなります。
ANA便より安くヨーロッパやアメリカにいくことができ、仁川のラウンジも利用できます。笑
可能性は低いと思いますが、こうなってほしいですね、、、笑
この場合は逆に韓国に提携先を失うJALには厳しくなりますね。
③無所属の場合
こちらも可能性は低いかと思いますが、今回の吸収で大韓航空は世界有数の大エアラインとなりますので、エミレーツ航空のように単特で提携を組んでいく可能性もあるかもしれません。
近年はアライアンスをこえて独自で提携を組むことがふえてきています。
アライアンス再編などもあったらおもしろいかもしれませんね。笑
以上の①~③をふまえ、個人的には①のスカイチームになるのではないかと思っています。
日本人にとってはJALとの提携の継続に大きく左右されますね!
ぜひみなさんの意見もきかせてください!
ありがとうございました!